私たちの脳みそには
「世界はこんな場所」
という思い込みがあります。
また「私はこんな人間」
という思い込みがあります。
これらは脳内の情報ですので、
脳内情報と呼びます。
また「情報で作られた世界」なので、
情報世界とも呼びます。
私たちは人間は、
脳みそを持っている限り、
この脳内情報を持ちます。
そして私たち人間は、
その脳内情報に合わせて思考し、
行動し、見える世界を変えています。
〜見える世界が変わる〜
脳内情報を書き換えていくと、
見える世界が変わってきます。
これは脳のRASの影響です。
RASとは英語で
Reticular Activating System
と呼ばれるもので、
これは日本語で
脳幹網様体賦活系
（のうかんもうようたいふかつけい）
と呼ばれます。
これはどんな機能かというと
「脳にとって重要な情報を認識し、
そうではない情報は見えなくする」
という機能です。
例えば、あなたの鼻先。
あなたの目の前には、
あなたの鼻先があると思います。
ですがそう言われるまでは、
あなたの鼻先は、あなたの視界から
消えていたかもしれません。
それは脳みそにとって、
鼻先の情報を見ることが
重要ではなかったからです。
重要ではない情報だったため、
その情報を見ることに無駄に
エネルギーを使わないように、
それを見えなくしていたわけです。
このように私たちの視界には、
目の前にあっても見えない部分が
存在しています。
これを「視覚的な盲点」と呼びます。
〜脳内情報へのホメオスタシス〜
不思議なことに。
私たち人間の体は、
その脳内情報に合わせて、
無意識に動くようになっています。
例えば体温。
私たちが体温維持できるのは、
脳内にある体温情報に対して、
ホメオスタシスが働いているからです。
ホメオスタシスとは、
日本語で「生体恒常性」
と呼ばれるものです。
（せいたいこうじょうせい）
これはどういう機能かというと、
頭の中の情報に対して、
物理世界での体の動きを合わせる。
というものです。
なので「体温はこれぐらいが良い」
という脳内情報を持っていれば、
その体温を維持しようとします。
暑くなると汗をかいたり、
寒くなるとカラダが震えるのは、
このホメオスタシスの影響です。
そしてこのホメオスタシスは、
頭の中のイメージに対しても
働くようになっています。
なので脳内情報の中に
「私は貧乏だ」
という情報があれば、
自然とお金に苦労をします。
「私はモテない」
という情報を持っていれば、
自然とモテなくなっていきます。
上記はネガティブな例ですが、
ポジティブな例でいうと
「私は金持ちだ」と思っていれば、
自然と金持ちになっていきますし、
「私はモテる」と思っていれば、
自然とモテるようになっていきます。
なので
「どんな脳内情報を持つか』によって、
私たちが生きていける人生は
変化してきます。
〜願望実現ステップ〜
このような脳機能を上手に使っていくと、
「こんな生活したい」というイメージを
順調に現実化できます。
夜景が見えるタワマンに住んだり、
街中で見かける高級車に乗ったり。
理想の彼氏彼女を作ったり、
会社に雇われずに生きていったり。
親孝行で親に恩返し、
海外旅行に行きたい時に遊びにいく。
平日の昼間に新幹線でふらっと
温泉旅館にリラックスしに行く。
全て実現可能です。
「こんな生活したい」と思ったら、
それを実現できる脳内情報を作っていく。
すると、それに合わせてRASが変化。
見える世界が変わって、実現方法が見え、
ホメオスタシスで行動が変化していく。
そして行動が変化していくことで、
実際に目の前の生活が変わっていく。
いわゆる「人生が変化」していきます。
この行動は自然と
実行したくなるものですので、
ひどく疲れるものではありません。
まるで子供がゲームに夢中になって、
２時間でも３時間でも遊び続けるように、
ホメオスタシスを有効活用していくと、
楽しみながら願望実現してしまいます。
そして行動が自然と変化することで、
「こんな生活したい」というイメージが、
実際に現実化していきます。
願望実現のステップとしては、
簡単にまとめると以下４ステップです。
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①脳内情報を書き換える
②RASが変化、見える世界が変わる
③行動が変わる、ホメオスタシスの変化
④願望実現に成功
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実際にやることは①〜③なので、
３ステップと言っても良いです。
このようなステップを使うことで、
私たちは「こんな生活したい」
という頭の中のイメージを
実際に現実化できてしまいます。