私たちが見ている世界。

これは、目が光を受け取り、
脳が情報処理をしたものです。

ですので、
脳で認識許可されなかった情報は、
自然と見えなくなっていきます。

 

例えば、あなたの鼻先。

あなたの目の前には、
あなたの鼻先があると思います。

ただ、そう言われるまでは、
あなたの目線から、あなたの鼻先は
消えていたかもしれません。

 

このように私たちの視界の中には、
「目の前にあるけど見えなくなっているもの」
という情報が存在しています。

これを「視覚的な盲点」と呼びます。

 

いわゆる願望実現の方法などは、
この視覚的な盲点に隠されています。

そして、この視覚的な盲点を
作り出しているのがRAS。

このRASは脳内情報に合わせて、
どの情報を認識するか。
どの情報を認識しないかを決めています。

なので私たちが見ている世界は、
「脳内情報に左右されている」
と言っても良いです。

(脳が認識する情報=脳の重要関数)

〜脳の重要関数〜

関数とは、
「Xの値が決まれば、Yの値が決まる」
というものです。

私たちの情報認識も、
この関数のようになっています。

「脳の重要関数が決まれば、
それに合わせて見える世界も変わる」
ということですね。

 

そして、脳の重要関数は、
脳内情報から影響を受けています。

なので見える世界を
変えていきたいと思ったら、
脳内情報を意識的に
作り変えることが大切です。

そのためには、
過ごす環境に気を遣ったり、
正しいイメージング、
正しいアファメーションを続けたり。

そういう行動が大切になってきます。

 

イメージングやアファメーションに関しては、
インターネット上には、間違えた方法も
大量に公開されています。

(例:「宣言は未来系でもいい」など)

間違えた方法を実践すると、
願望実現するどころか、
今の生活を固定してしまいますので、
注意が必要になってきます。

〜見る世界を変える〜

このように私たちが見ている世界は、
私たちの脳みそに左右されています。

そして、どんな情報を見られるか?は、
私たちの脳内情報に左右されます。

良い脳内情報を作っていけば、
良い情報が自然と見えるようになり、
悪い脳内情報を持っていれば、
自然と悪い情報が見えるようになります。

これは脳の仕組みですので、
例外はありません。

 

そして、この事実に気がつかないまま、
誰かに作られた脳内情報を維持し、
そこに合わせて生き続けていると、

自分の意思で生きているように見えて、
実は他人に支配された人生になります。

その他人とは、親や友人、
職場の人間関係だったり。

あとは、人ではありませんが、
テレビから流される映像も
脳内情報に影響を与えてきます。

 

ここに気が付かないと、
いつまでも他人に支配された人生
になっていくので注意が必要です。

食べるもの、飲むもの、着る服、
どんな仕事をするか、どこに住むか、
誰と付き合うか、どう生きるか。

全てを無意識のうちに、
周りに操作された人生になります。
(周りのコピーとしての人生

 

本当の自分の人生を生きたい人は、
脳内情報を自分で選び、
自分が見たい世界を、
見ていくことが大切になってきます。

そうすることで、自分が思い描く
「こんな生活したい」を実際に、
目の前の物理空間で再現できます。

(それを実現させる方法は、
視覚的な盲点に隠されている。